血液型
不適合
血液型不適合と胎児新生児溶血性疾患
(赤ちゃんの貧血・黄疸)

両親の血液検査は
早めに受け
しょう

  1. 溶血性疾患がおこるわけ
   
   

母子の血液型があわないとき、たとえばお母さんがRh(-)では10人 に1人の 割合で新生児に溶血がみられ、黄疸が強く出ます。さらにそのうちの一部では重症黄疸になって、 脳性まひをきたすおそれがあります。それは、たとえばRh(+)の赤ちゃんの赤血球がRh(-)の母体 の血液の中に入って抗体が出来上がると、それが逆に胎児の血中に 入って胎児の赤血球を破壊し、黄色いビリルリングが一杯出て脳をおかすからです。

  2. 妊娠中も検査できます
 

 

 

妊娠中に母体血液中の抗体を検査することによって、母児間血液型不適合の有無や異常の程度が診断できます。

  3. 光線療法や交換輸血で助かる
 

 

 

中程度の黄疸なら光線療法で進行は止められますし、強い黄疸になっても早期に発見して、血液を入れかえる交換輸血を行って異常の起こるのを防ぐことができます。

  4. グロブリン注射
 

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分娩のときのグロブリン注射で次の妊娠も安心できます。
お産の直後に免疫グロブリンを注射して、お母さんに抗体のできるのを防いで次の妊娠も安全にする方法です

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