腹帯を着ける時期です。


妊娠5ヵ月になると腹帯を着けます。ご希望の方には着帯指導を行っております。腹帯はさらしの他、着脱の便利な腹巻式のものや、妊婦用コルセットなどがありますので、ご自分に合ったものをお選びください。

■腹帯の効果

腹を冷やさないように保温する。
腹筋の弛緩を防ぐ。
動作を軽快にする。

■さらし腹帯の作り方

さらし1反から2本とります。
半幅に折り、左から巻く。
こまめに洗濯していつも清潔に。

■巻き方

さらし5m(約半反) 耳わ 巻き方1折り目が下になるように持ち、左から右へ巻いていく。
巻き始めの部分は少し出して、お腹を押さえるような気持ちで巻く。
腹部の中央で左手を当て、腹帯を折り返しながら巻き始めの部分を上に折り込みます。
数回巻いてから、端を安全ピンでとめます。
* 7〜8ヵ月になり、腹部が大きく突き出してきたら、横で折り返します。

胎動を感じたら母子健康手帳に記入しましょう。
体重は1ヵ月に1kgまでの増加に抑えましょう。
比較的安定期ですが、旅行や激しい運動をする前には医師の診察を受けるようにしましょう。
乳汁が出てくることもあります。異常がなければお乳の手入れを始めます。授乳に備えて形を整え、乳頭亀裂の予防と皮膚の鍛練をしておきましょう。

■お乳のお手入れ

入浴時などに、清潔な手指で乳首と乳輪だけを軽くマッサージします。流・早産の危険がある方やお腹が張ったり痛むとき、出血しているとき、気分が悪いときはやめましょう。
1、 乳首のつけ根を上下左右に圧迫する。(1〜2分位)
2、陥没乳頭や偏平乳頭の方は、乳首のまわりを2本の指で押さえて乳首を出し、もう一方の手でつまみ出す。(毎日数回)
* プレストシールド(乳首を引き出す器具)は薬局で買えます。



■美容

妊娠中の肌はとてもデリケートです。
普段使っていて肌になじんでいる化粧品を使いましょう。
薄化粧を心がけ、外出時は日焼け止めクリームとファンデーションでシミ・ソバカス対策を。
毎日数分間のマッサージで栄養を補い、肌のトラブルを防ぎましょう。

■ヘアースタイル

妊娠中は髪のトラブルが起こりがちです。上質のシャンプーで髪の傷みを防ぐとともに、朝晩ブラッシングを。
妊娠中の髪はショートの方が、洗髪も手入れも簡単です。
ロング派もまとめやすい長さに。安定期にパーマをかけるのもよいでしょう。

■ファッションマタニティーウエア選び

着心地がよく洗濯しやすいもの。保湿・吸湿・通気性のあるもの。着脱が便利でからだを締め付けたり、お腹を圧迫しないもの。妊娠5〜6ヵ月から分娩まで使えるものが経済的。

■着こなしのポイント

顔色が良く見える色選びを。ジャンパースカートが1枚あると、手持ちのブラウスなどでコーディネイトできます。

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